学科の特色

世界を変えるアイデアは、きっとあなたの中にある。

情報科学やコンピュータ科学を真剣に学ぼうとする時、学科選びに迷う人も多いでしょう。
しかし高度な情報処理も根底となるのは基礎。言い換えれば原理やしくみを理解すれば、どんな複雑なシステムにも挑戦できるのです。そこで情報の「科学」を学ぶ本学科では1・2年次に基礎を徹底修得した上で、3年次から斬新なソフトウェアやシステムの開発に挑み、「情報」の無限の可能性を形にできる実力を身につけます。
研究室では「鉄壁のセキュリティ」や「日本語で対話するコンピュータ」などの開発も進行中。
コンピュータの向こうに広がる果てしない宇宙に触れながら、まだ世の中にない価値を創造していきましょう。

教育目標

情報科学科では、情報科学とそれを扱うコンピュータのしくみを、数学などの理学の基礎を活かしつつ、基礎から最先端まで幅広く体系的に学びます。このことによって、ソフトウェアやコンピュータシステムの設計・開発から運用・管理までできる幅広い技術力、思考力、判断力が身につきます。
4年間の学修を通して、きっとコンピュータの持つ計り知れない可能性を実感することができるでしょう。情報処理を一生の仕事として自ら積極的に選び、卒業時だけでなく、将来の情報技術の急速な進歩にもすばやく適応して、長く一流として働き続けられるような情報技術者の育成が情報科学科の教育目標です。

教育の特徴

充実した教育環境
充実したコンピュータルーム(Linuxワークステーション152台・Linuxサーバ10台・WindowsPC220台を所有)や、学内中に張りめぐらされた無線LANが学修を強力にバックアップします。

教育の電子化
講義資料や演習用資料が、授業の際も自宅からもダウンロードできます。 また、最先端のe-ラーニングシステムにより、ノートPCを利用したレポート提出や、授業中の演習問題の実行などが実施されています。授業自体の電子化も進んでおり、アニメーションの利用などにより、より分かりやすい授業が演出されています。

基礎学力の補助
高校で数学・物理が苦手だった学生や、履修不足の学生のために、高校の内容を復習する入門科目を設けています。

演習・実習
プログラミング演習や情報科学実験など、演習・実験の科目が充実しています。少人数教育を実践し、丁寧な指導を心がけています。これらは体験を通した深い理解に繋がるはずです。

本学科の位置づけ
情報科学の守備範囲はハードウエアから社会組織まで広がっています。情報と名の付く学科は全国にたくさんありますが、どこに力点を置くかでそれぞれに特色が違ってきます。本学科はソフトウエアに基盤を置いて教育研究を展開しています。
また理学部らしく、より基礎的・理論的な方面を重視します。本学科の目標は、基礎を深く理解した人材の育成です。そのような人材こそが、情報科学の急激な進歩に柔軟に対応でき、またその中で新しい価値を創造できるはずです。

Q&A