太陽の約8倍以上の質量を持つ恒星は、その寿命が尽きると超新星爆発と呼ばれる爆発を起こします。 爆発後、中心には中性子星やブラックホールといったコンパクト天体が残り、周辺には爆発の噴出物質が超新星残骸として広がっていきます。 我々の天の川銀河系で、超新星爆発は百年に一回程度起きると考えられています。 左の図は、ティコ・ブラーエが西暦1572年に発見した超新星爆発の現在の姿をChandra衛星で撮られたもので、ティコの超新星残骸として知られています。 X線帯域で観測を行うことで、外側の線状の構造(衝撃波)や、衝撃波で加熱された内部の物質の情報を知ることができます。
2022年4月〜 | 神奈川大学 理学部 数理・物理学科 特別助教 |
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2020年4月〜2022年3月 | 理化学研究所 数理創造プログラム 特別研究員 |
2017年4月〜2020年3月 | 日本学術振興会 特別研究員DC1 |
2017年4月〜2020年3月 | 立教大学大学院 理学部 物理学科 博士課程後期課程 |
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